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暫定税率を維持したまま道路特定財源を一般財源化して直接的に利を得るのは第一に財務省だ
と。この場合自動車ユーザーは直接的には恩恵を受けなし、払った税金が道路以外に使われる
という点で損をしている感覚が強い。逆に暫定税率廃止を伴うと、自動車ユーザーに「税が無
くなる」という利を得ることになり（本来は「暫定」的税率なので元の姿にもどるだけなの
だが）ハッピー度は増し、財務省には揮発油税、自動車関連税が入ることにはなるが、暫定
税率分は無くなるので彼らの利は半減する。
もちろん「道路特定財源維持のまま暫定税率廃止」の方が、道路関連のみに支出されるので自
動車ユーザーは最もメリットを得られるが、国交省は信完を完全に失ってしまったので独自に
財源を確保できる余地は完全に失った。自業自得である。

で、暫定税率維持＝財務省益増進というのを盛んに言う人々、税率が廃止されると「地球環境
が」とか言う人々、何故か道路の既得権益にすがる議員には矛先を向けずに民主に対し政府に
歩み寄れという人々、こういう人たちは地獄に落ちるでしょう。おそらく生きている間にも、
不治の病にかかったり、苦しんで死んで逝くことかと思います。さようなら。