救援てなんだろうかね

岩瀬が250S達成目前にして自滅し負け投手となった。悲惨だ。東海ラジオドラゴンズ情報によるとナゴヤドームの客とベンチ内の空気が異様すぎたそうで、250S達成が岩瀬に強烈なプレッシャーをかけていたのがわかった。中継を見ていて、岩瀬の顔面は引きつり、汗は滴り、あっというまに逆転されていった。7回まで西武は川井の前に3安打0点だ。球数は100球。川井に手も足も出ない西武に8回浅尾投入でソロHRを許し2点差。おそらく100球オーバーの川井より浅尾を選んだのだのだろうけど裏目に出た。磐石の浅尾岩瀬に繋ぎ、本拠地で250S達成を目論んだろうけど、最悪の結果になった。そして何よりも酷く感じたのが西武先発の野上が3回3失点で交代した後の打線の3点差キープの空気だ。西武の中継ぎ投手は4回から8回まで40球しか投げてない。1イニングあたり、8球だ・・・。しかも、実績のない若手投手2人が4イニング・・・。そこまでして、岩瀬セーブ付けさせ隊に献身するするか普通。地元の地上波中継終了までに試合を終わらせて大記録達成を地元の中日ファンにお届けしたい気持ち悪い配慮と思われても仕方がない。もう中日ドラゴンズ優勝(笑)とか無理だから記録優先なんだろうかね。正直なところ、野球知らない人からすれば岩瀬って誰?セーブって何?何が凄いの?という感じなのに、確実に目の前の1勝を取りにいくのではなく、記録にリーチの掛かった選手のお膳立てで1試合を自らぶち壊した。こんなお笑いチームはよく、各々の選手が野球を知り尽くしているとか業界内で評価されたりしてるが、失策数はトップで、失策から失点し負けるパターンは激しく多い。先発投手が打たれて負けるというのではなく失策で相手に隙を見せ、流れを渡し、敗戦するパターンが多いのだ。そんなの草野球だし。


打線が繋がらず、1点でも欲しい追加点が全く取れず、投手も不安定で最後の最後、虎の子の僅差リードを死守して勝ち、セーブが付くのが絶対的守護神とかいわれる投手なのだろうけど、そのセーブを付けさせる事を目的としてゲームを展開するチームと、それを望むファン周辺と、そのプレッシャーに自滅した本人なのだが、それら全てに酷い野球を見たのだった。