日本ビデ倫などを家宅捜索

アダルトDVDの審査が不十分だったなどとして警視庁は23日、わいせつ物頒布ほう助などの疑いで、東京都中央区日本ビデオ倫理協会やDVD制作会社数社を家宅捜索した。[ 2007年08月23日 12:32 速報記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070823017.html


・性器露出の有無による基準は欺瞞であり、本質的にアダルトビデオ自体は猥褻コンテンツ
・審査料金がともなう利権構造(?)
・性器露出アリの自然な猥褻コンテンツ(児ポは除く)を消費できるようになると、警察の守備範囲≒利権を縮小させる可能性が高まる。
・刑法175条改正は慎重な(警察利権に配慮した)対応が必要


アダルトDVDなどのメーカーで作る自主審査機関「日本ビデオ倫理協会」(東京都中央区)が、わいせつ性の高いDVDの製作をほう助した疑いが強いとして、警視庁保安課は23日、同協会をわいせつ図画頒布ほう助の疑いで捜索した。
これらのDVDを製作したメーカー数社もわいせつ図画頒布の疑いで捜索する。容疑の対象となったDVDは、同協会の審査を通過したものだが、同課は、モザイク処理を十分に施さない同協会の「新基準」そのものの違法性が高いとみて、今後、関係者の刑事責任を追及する方針。
同協会に加盟するメーカーのアダルトDVDやアダルトビデオは、違法な「裏ビデオ」と区別するため、自主基準を策定して内容を審査し、わいせつ性が疑われる場合には該当部分をカットしたり、モザイク処理したりするなどの修整を義務づけられている。
しかし、1990年代後半から「インディーズ」と呼ばれる新興メーカーの過激な作品に人気が集まり、厳密な審査をする協会加盟社の作品の売れ行きは伸び悩んだ。
このため同協会は昨年秋から、モザイクの範囲が狭く、モザイク自体が薄い作品でも審査を通過させる「新基準」を導入。同課は、これらのアダルトDVDのうち特に修整が甘い作品を対象に、刑法の専門家らと協議を重ね、違法性が認められると判断した。
自主審査を通過したアダルトビデオやDVDが摘発の対象になるのは初めて。
(2007年8月23日16時7分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070823ic07.htm


「基準」は本来、性器のモザイク処理の性質に求めるのでなく、どこで売るかに求めるべき。


松山西署は23日、わいせつな漫画を頒布したとして、わいせつ図画頒布の疑いで、松山市御幸1丁目、イラストレーター宮下昌也容疑者(39)を逮捕した。
 調べでは、宮下容疑者は、わいせつな漫画本5作品合わせて1万1145冊を岡山県の印刷会社で印刷させた上、2005年4月から07年10月にかけ、東京都などの図書販売会社5社に頒布し、さらにわいせつな漫画本2作品6600冊を同社に保管させて所持した疑い。
 今年5月、インターネットでわいせつな漫画が販売されていることを知り、捜査していた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070823/news20070823031.html


凶悪事件の捜査に貴重な税金を使ってください。お願いします。