東京都副都知事がガソリン税等暫定税率を現状のまま維持しろとさりげなくミンスを攻撃

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/inose/071204_19th/

僕は道路建設がすべていけない、という原理主義者ではない。費用対効果にもとづいて適正にコストを見つめれば、ほんとうに必要で国益にかなった道路をつくることはできる。

「暫定」の期限が切れてしまう上乗せ分の税額は国と地方合計で2兆7000億円にものぼる。そうなれば、ほんとうに必要な道路の建設すら危うくなる。

民主党は、道路がつくれなくなることの重大さを、リアルに感じることができないのだろうか。

地方はクルマ社会だ。一家に1台ではなく、2台、3台があたり前。地方税である自動車取得税の減額などは自治体税収に大きく響く。
民主党にも道路族議員がいる。ほんとうは困惑しているはずだ。


2兆7000円分道路を作らなくて済むので何の問題もない!一体誰がこれ以上道路を必要としているのだろうか?必要だとしてもペンディングすればよろしいのではないでしょうか。その間に不必要になればさらによろしいのではないでしょうか。
暫定税率を維持し余分な税を払い続けろという、それは財政健全化のため地方の必要な道路建設のためというロジック。
完全に自動車ユーザーは眼中にないようです。ガン無視されています。

都知事の主張によると、民主のばら撒きに対応する為に仕方なく自民が「空手形を発行しなければならなくなった」らしい。
「二つの悪しき道」は民主と自民道路族と結託した国交省で、何故か政府与党という対象が巧妙に省かれている。実に奇妙だ。
要は民主の暫定税率撤廃が気に食わんのだろう。それに尽きる。
一般財源にまわす分は「社会保障にあてることもできる」だと。ぷっ。
もうレギュラー160円/L突破するんじゃねーかっつーのに、一時的措置の税率を元に戻すことのどこが「ばら撒き」なのかね。

あたかも自民の道路族を特殊な既得権団体として自民本体と分けて認識しているらしいが、どっちも同じ政権与党であるよ。
さらに、政府与党が検討している夜間高速料金値下げとはこれいかに。旧道路公団の債務を政府が肩代わりするんだと。民営の意味があまりない。
筋論からいって暫定は暫定的でしかなく、末永く維持させるものではない。常識的に考えて廃止するのが筋です。


ていうか「僕」っていうキャラどーなの?




ミンス一般財源化見送りとかいいだして微妙になってきたんだが、先行きが不安。