ガソリン税でマッサ-ジチェア購入

冬柴鉄三国土交通相=写真=は5日の閣議後記者会見で、ガソリン税を原資とする道路特定財源を使って、1989年度ごろから職員が使用するマッサージチェア23台(1台20万円)とカラオケセット1台を購入していたことを明らかにした。国民の税金の目的外流用と言えるだけに、今後、大きな議論を呼びそうだ。

関係者らによるとマッサージチェアは01年度まで、カラオケセットは97年度に購入し、地方の国道事務所で使用していたという。

 同相は「暫定税率維持を国民にお願いしている中、国民から不相応と疑念を抱かれるようなものはやめる」と述べた。

 道路特定財源をめぐっては、職員用の宿舎建設などに使われる費用として07年度で約24億9000万円が計上。このほか、道路整備に従事する職員のレクリエーション経費として同年度で約547万円が支出されている。

 これらの経費は例年、グランド使用料や卓球のラケット、野球のグラブ、バットなどの購入に使われていたことが明らかとなり、同省は先月25日、レクリエーション経費には使わないことを発表していた。

ZAKZAK 2008/02/05
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008020526_all.html

政府は5日の閣議で、道路特定財源から国土交通省職員宿舎の建設費を支出していることについて「道路の工事や維持管理にあたる職員の住居の経費であり、道路整備事業の遂行に必要」とする答弁書を決定した。大久保勉参院議員(民主)の質問主意書への回答。
 宿舎建設では平成15〜19年度の5年間で建設費に約51億6400万円、補修費に約80億8300万円が充てられた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080205/plc0802052222007-n1.htm

何故職員は不動産屋に行って物件を探せないのだろうか。何かしら障害を持っている人たちなのだろうか。


それにしても全国の自治体首長どもの道路特定財源維持と暫定税率維持のシュプレヒコール
異常である。注目度も関心度も支持率も高い宮崎県知事ですら

「高速道路は宮崎県にとって『命の道路』で県民はおおむね道路整備を求めている」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080206/stt0802062054007-n1.htm

などとほざいていますが、道路を敷いて企業誘致などと、どこの田舎の自治体でもほざける発想では早晩滅びるでしょう。宮崎の代わりになる所は幾らでもあるわけで、既に港湾も道路も高度に整ったインフラを持つ所とどうやって競争するというのでしょうか。別に宮崎が滅びても一部の人のみが困るだけで、その時はその時で隣接県などに吸収合併されたりすればよろしいのではないでしょか。
さらに高速が救急医療に役立つと取って付けたようにほざいてますが、高速が完成するまでの長い期間、救急患者はどうするのでしょうか。というか、そんな救急医療が整っていない僻地に何人、人が住んでるんでしょうか。そういう人たちを救えるなどと道路財源ほしさ理由に「命の」とかほざくあたり、やはりこの程度の人間だったのかと思わざるを得ないというか、さらにこの宮崎フィーバーが大阪に伝染したと思うと、大阪も一緒にくたばって欲しいと思う今日この頃です。